こんにちはー。
今回は、投資の応用編。
仮想通貨投資入門 について、特にビットコインとイーサリアムを中心に、ちょっと難しいかもしれませんが、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
口座開設の流れも含めて、仮想通貨投資の世界へ皆さんをご案内しますね。それではっ スタート!
この記事の対象者:
- これから仮想通貨投資を始めてみたい人。
- ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に興味のある人。
1. 仮想通貨とは?
仮想通貨(暗号資産)は、ブロックチェーンという最新技術を基盤とした、デジタル上で取引される仮想の通貨です。物理的な実体はなく、インターネットを通じて世界中でやり取りができます。
始めて聞く方は、あやしぃ~・・・と思うでしょうね。
時間軸で言えば、現在身近な生活で役に立つとかいうレベルではなくて、将来的に世界中で大きく期待されている技術です。
主な特徴:
- 分散型システム:中央管理者がいない
- 高いセキュリティ:暗号技術により保護されている
- 低手数料:国際送金などが安価に行える
- 24時間365日取引可能
- 匿名性:個人情報を必要としない取引が可能
2. ビットコイン(BTC)について
ビットコインは、2009年に誕生した最初の仮想通貨です。現在も仮想通貨市場の時価総額1位を維持しており、「仮想通貨の王様」とも呼ばれています。
ビットコインの特徴:
ビットコイン価格推移2024.6/2917:44現在
- 限定供給:総発行量が2100万BTCに固定されている。現物のお金は刷れば増えますが、ビットコインは数量限定なのです。ほら、限定残りあと何個とかなると、人は急にそれが欲しくなりませんか?ビットコインの価格は凄まじい勢いで上昇しております。
- 高い流動性:多くの取引所で取引可能で最も有名な仮想通貨。
- 分散型:中央管理者がいないため、政府や銀行の影響を受けにくい
- マイニング:新しいビットコインは「採掘」によって生成される
ビットコインETFの承認の背景
ビットコインのETF(上場投資信託)承認に関する主な背景と時期:
背景
- 長年の申請と却下:過去10年以上にわたり、多くの金融機関がビットコインETFの申請を行ってきましたが、SECは一貫して却下してきました。
- 市場の成熟:ビットコイン市場の規模拡大や、機関投資家の参入増加により、市場の成熟度が高まりました。
- 規制環境の整備:仮想通貨取引所への規制強化や、マネーロンダリング対策の進展により、規制環境が整ってきました。
- 政治的圧力:議会や業界からSECへの圧力が高まっていました。
承認の時期
- 2024年1月10日:SECがビットコインの現物ETFを承認しました。
- 1月11日:承認された11のビットコインETFが米国の主要取引所で取引開始しました。
主な承認されたETF
- BlackRock、Fidelity、Invesco、ARK Invest、VanEckなどの大手資産運用会社が運用するETFが承認されました。
意義
- この承認により、一般投資家が従来の証券口座を通じてビットコインに投資できるようになり、仮想通貨市場へのアクセスが大幅に向上しました。
- 機関投資家の参入障壁が下がり、ビットコイン市場の流動性と安定性が向上する可能性があります。
この承認は、仮想通貨業界にとって大きな転換点となり、ビットコインの主流化に向けた重要なステップとして評価されています。
ビットコインのETF承認により、以下の点で信頼性が向上。
- 制度的認知:米国証券取引委員会(SEC)による承認は、ビットコインが正式な投資商品として認められたことを意味します。
- アクセス性向上:一般投資家が従来の証券口座を通じてビットコインに投資できるようになり、参入障壁が下がりました。
- 規制環境の整備:ETF運用には厳格な規制が適用され、投資家保護が強化されます。
- 機関投資家の参入:ETFにより大手金融機関がビットコイン市場に参入しやすくなり、市場の安定性が増す可能性があります。
- 価格の透明性:取引所上場により、価格形成の透明性が高まります。
ただし、ビットコイン自体の価格変動性は依然として高く、投資リスクは残る。
ETF承認は信頼性向上の一歩だが、慎重な投資判断が必要。
3. イーサリアム(ETH)について
イーサリアムは、2015年に登場した仮想通貨で、時価総額ではビットコインに次ぐ2位の地位を占めています。単なる通貨としての機能だけでなく、スマートコントラクト機能を持つプラットフォームとしても注目されています。
イーサリアムの特徴:
- スマートコントラクト:自動実行可能なプログラムを作成できる
- 分散型アプリケーション(DApps):イーサリアム上で様々なアプリケーションが開発可能
- トークン発行:ERC-20などの規格に基づいた独自トークンを簡単に作成できる
- 高い拡張性:継続的な開発と改良が行われている
4. 仮想通貨投資のメリットとリスク
メリット:
- 高い収益性:価格変動が大きく、短期間で高リターンを得られる可能性がある
- 24時間365日取引可能:いつでも売買ができる
- 少額から投資可能:小口投資が可能
- 国際送金の利便性:海外送金が安価かつ迅速に行える
- 新技術への投資:ブロックチェーン技術の発展に貢献できる
リスク:
- 高いボラティリティ:価格変動が激しく、大きな損失を被る可能性がある
- 規制リスク:各国の法規制により、取引が制限される可能性がある
- セキュリティリスク:ハッキングや詐欺の標的になる可能性がある
- 流動性リスク:一部の仮想通貨は取引量が少なく、売買が困難な場合がある
- 技術的リスク:ブロックチェーンの脆弱性や技術的問題が発生する可能性がある
5. 仮想通貨取引所の口座開設方法
仮想通貨を取引するには、まず仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。日本では、金融庁に登録された取引所を利用することが推奨されています。以下に、一般的な口座開設の手順を説明します。
手順1:取引所を選ぶ
信頼性、手数料、取扱通貨の種類、使いやすさなどを考慮して、自分に合った取引所を選びましょう。日本の主要な取引所には、Coincheck、GMOコイン、BITPOINTなどがあります。
私は初心者だったため、有名どころのコインチェックで口座開設しました。
手順2:アカウント登録
選んだ取引所のウェブサイトにアクセスし、アカウント登録を行います。通常、以下の情報が必要です:
- メールアドレス
- パスワード
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
手順3:本人確認
マネーロンダリング防止法などの規制により、本人確認が必要です。以下の書類のいずれかをアップロードする必要があります:
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
手順4:二段階認証の設定
セキュリティ強化のため、二段階認証を設定します。通常、スマートフォンアプリ(Google AuthenticatorやAuchy)を使用します。これらのアプリは、事前にダウンロードしておきましょう。
手順5:入金
口座開設が完了したら、日本円を入金します。銀行振込やクレジットカードでの入金が一般的です。
手順6:仮想通貨の購入
入金が反映されたら、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入できます。
6. 仮想通貨の保管方法
仮想通貨を安全に保管することは非常に重要です。主な保管方法には以下があります:
- 取引所のウォレット:
- 便利だが、ハッキングのリスクがある
- 小額の保管や頻繁な取引を行う場合に適している
- ソフトウェアウォレット:
- スマートフォンやPCにインストールして使用
- 無料で利用可能だが、デバイスの紛失やマルウェア感染のリスクがある
- ハードウェアウォレット:
- 専用のデバイスを使用
- オフラインで保管できるため、最も安全とされる
- 高額の仮想通貨を長期保管する場合に適している
- ペーパーウォレット:
- 秘密鍵を紙に印刷して保管
- オフライン保管が可能だが、紛失や破損のリスクがある
7. 仮想通貨投資の戦略
仮想通貨投資を成功させるためには、適切な戦略が必要です。以下にいくつかの一般的な戦略を紹介します:
ホールド戦略(HODL、一番のお勧めです!)
- 長期保有を目的とした戦略
私はこれですね!将来性に期待して、ガチホ!亡くなった人か、投資したことを忘れていた人が一番高いリターンを出すという説。 - 短期的な価格変動は気に留めず、将来の値上がりを期待する!
私の場合、380万円代の頃に購入したビットコインが、いつの間にか、あれよあれよという間に1100万円越えまで一時期上昇しました。
ドルコスト平均法(初心者向きです。おすすめ)
- 定期的に一定額を投資する方法
- 価格変動のリスクを分散できる
以下は、初心者には向いていないと思うので、お勧めしません。資産を減らす可能性が高いです!!
デイトレード(初心者はやらない方がいいです)
- 短期的な価格変動を利用して利益を得る方法
- 高リスク・高リターンだが、経験と知識が必要
アービトラージ(初心者はやらない方がいいです)
- 取引所間の価格差を利用して利益を得る方法
- リスクは比較的低いが、手数料や送金時間を考慮する必要がある
ICO/IEO投資(初心者はやらない方がいいです)
- 新規仮想通貨プロジェクトに早期投資する方法
- 高リスク・高リターンだが、詐欺案件も多いので注意が必要
8. 仮想通貨投資の税金
日本では、仮想通貨の売却益は「雑所得」として課税されます。以下の点に注意が必要です:
- 確定申告が必要:年間の利益が20万円を超える場合
- 損益通算が可能:他の所得と損益通算はできないが、仮想通貨取引内での損益通算は可能
- 税率:所得に応じて5%~45%の累進課税
- 記録の保管:取引履歴や損益計算書の保管が重要
9. 仮想通貨投資の注意点
- 投資は自己責任:仮想通貨は高リスク資産であることを認識する
- 適切な資金管理:投資可能な資金のみを使用する
- 情報収集:信頼できる情報源から最新情報を入手する
- セキュリティ対策:二段階認証の設定や安全なウォレットの使用
- 分散投資:リスク分散のため、複数の仮想通貨(私はBTCとETH)に投資することを検討
- 冷静な判断:FOMO(※1)やFUD(※2)に惑わされず、冷静に判断する
- 長期的視点:短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的な視点を持つ
※1 FOMO (Fear Of Missing Out):
- 意味:「取り残される恐怖」を指します。
- 投資における影響:
- 価格が急上昇している時に、利益を逃すことへの不安から冷静な判断ができなくなる。
- 十分な分析をせずに投資を急ぐ傾向がある。
- 過剰な買い込みや高値掴みのリスクが高まる。
※2 FUD (Fear, Uncertainty, and Doubt):
- 意味:「恐怖、不確実性、疑念」を表します。
- 投資における影響:
- ネガティブな噂や情報により、市場に不安や疑念が広がる状況を指す。
- 投資家が過度に慎重になり、売り急ぐ傾向が生まれる。
- 時に意図的に広められ、市場操作の手段として使われることもある。
これらの心理的要因は、特に仮想通貨市場のような変動の激しい市場で顕著に見られる。投資家は、FOMOやFUDに惑わされず、冷静な判断と十分な調査に基づいて投資決定を行うことが重要。感情に流されず、長期的な視点を持つことが、健全な投資戦略の鍵となる。
投資において、心理面は想像以上に大きいことをこの半年で学びました。
10. まとめ
仮想通貨投資は、高いリターンの可能性がある一方で、大きなリスクも伴います。
ビットコインやイーサリアムを中心に、仮想通貨の基本的な知識と投資方法について解説しました。
初心者の方にはちょっと難しかったかもしれませんが、資産形成の一助となれば嬉しいです。
私も知識0から独学で始め、失敗を重ねながら試行錯誤で、今では含み益を出せるところまで来ました。
投資を始める前に、十分な知識を身につけ、自己責任で判断することが重要です。
また、常に最新の情報を入手し、市場動向や規制の変化に注意を払いましょう。
仮想通貨投資は、従来の金融市場とは異なる特性を持つ新しい投資分野です。
その可能性とリスクを十分に理解した上で、慎重に取り組むことをおすすめします。
最後に、「投資は自己責任」という原則を忘れずに。
仮想通貨投資は、最先端の投資手法!勉強して、コツコツ頑張りましょうー!
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